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花粉症とは?原因・症状・治療法まで徹底解説!

花粉症とは?

花粉症とは、植物の花粉に対してアレルギー反応を起こし、くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどの症状が現れる疾患です。日本では スギ・ヒノキ が代表的ですが、 ブタクサ・ヨモギ・シラカンバ などの花粉もアレルギーを引き起こします。

これらの花粉は 季節ごとに異なる時期に飛散 するため、花粉症の症状が一年を通じて続くこともあります。

花粉が体内に入ると、免疫システムが ヒスタミンやロイコトリエン などの化学伝達物質を分泌し、 鼻や喉、目の粘膜を刺激する ことで症状が引き起こされます。

花粉症の主な症状

花粉症の代表的な症状は以下の通りです。

鼻の症状

  • くしゃみ
  • 鼻水(サラサラとした水様性のもの)
  • 鼻づまり

目の症状

  • 目のかゆみ
  • 充血
  • 涙目

その他の症状

  • 喉のかゆみ
  • 皮膚のかゆみ
  • 倦怠感・頭痛

花粉の飛散が多い日は特に症状が悪化し、日常生活に支障をきたすこともあります。

花粉症の検査方法

花粉症の原因を特定するには 血液検査 で IgE抗体(アレルギーを引き起こす抗体) を測定する方法が一般的です。スギ・ヒノキ・ブタクサ・ヨモギなど、どの花粉に反応しているのかを調べることができます。

  • 血液検査でIgE抗体を測定
  • アレルギーの原因を特定し、適切な対策を立てる

花粉症かどうかわからない場合は、一度検査を受けることをおすすめします。

花粉症の治療法

花粉症の治療には 薬物療法 や 舌下免疫療法 などがあります。症状の程度や体質に合わせて治療法を選ぶことが重要です。

内服薬(飲み薬)

症状に応じて 抗ヒスタミン薬 や 抗ロイコトリエン拮抗薬 が処方されます。

  • 抗ヒスタミン薬
    • くしゃみや鼻水を抑える
  • 抗ロイコトリエン拮抗薬
    • 鼻づまりを改善する
  • 漢方薬
    • 体質に合わせた治療が可能

特に スギ・ヒノキの花粉症 の方は、花粉の飛散が本格化する 2週間前から内服を開始 すると、症状の軽減につながります。

点鼻薬・点眼薬

  • 点鼻薬
    • 鼻づまりや鼻水を抑える
  • 点眼薬
    • 目のかゆみや充血を和らげる

これらを併用することで、より効果的に症状をコントロールできます。

舌下免疫療法(アレルゲン免疫療法)

舌下免疫療法は当院では行っておりません。 

花粉症を根本的に治療する方法として、 舌下免疫療法 があります。

  • アレルゲンを少量ずつ体に慣らし、免疫を調整する治療法
  • 3~5年継続することで体質改善が期待できる

ただし、スギ花粉症の治療を開始できるのは 6月~12月 までです。花粉シーズン中は開始できないため、早めの相談が必要です。

花粉症の予防と対策

花粉症の基本的な対策は、 アレルゲン(花粉)に接触しないこと です。

外出時の対策

  • マスク・ゴーグルを着用する
  • 静電気が発生しにくい衣服を選ぶ(ナイロン・ポリエステル・革製の上着)
  • 帰宅時は衣服についた花粉を払い落とす
  • 帽子をかぶり、髪に花粉が付着するのを防ぐ

室内での対策

  • 部屋の換気を控え、窓を閉める
  • 空気清浄機を活用する
  • こまめに掃除をする(特にカーペットや布製ソファは花粉が溜まりやすい)

まとめ

花粉症は アレルギー反応による慢性的な症状 ですが、適切な治療と対策を行うことで 快適に過ごすことが可能 です。

  • 花粉症の主な症状は くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ
  • 血液検査 でアレルギーの原因を特定できる
  • 内服薬・点鼻薬・点眼薬・舌下免疫療法 など、症状に応じた治療が可能
  • 早めの治療開始が重要(特にスギ・ヒノキの花粉症の方は飛散2週間前から)
  • マスク・ゴーグル・静電気を防ぐ衣服 などで予防ができる

花粉症にお悩みの方は、お気軽に 佐世保皮ふ科スキンケアクリニック までご相談ください。適切な検査と治療で、つらい花粉症の症状を軽減しましょう!